
ハーレー スポーツスターXL883のオイル交換とバッテリー交換をいたしました。
バッテーリーの上がる理由とは・・
バイクに限らず車でも同じなのですが、バッテリーはしばらくエンジンをかけていないと、自然放電して電力が下がってきてしまいます。

なのでエンジンをかけることで、バッテリーが充電されるのでバッテリー上りが防止されます。
また、「バイクに乗って走らないと充電されないよ」などともいわれますが、これは
走る=エンジン回転が高くキープされる
という意味でもあります。
なかなか、止まっているときにエンジン回転を上げてるのは厳しいですものね!?
さて、ハーレーのバッテリーは、日本車のものとはちょっと違います。
ハーレーは、ロングストロークで大排気量なので非常にコンプレッション(圧縮比)が高いので、スターターでエンジンを回すのに大きな電力が必要です。
なので、容量も大きく電力も大きいものが装備されているんです
ちなみに今回は、SVR製のものを組みました。

取り付けは、初充電ののち、左のカバーを外して交換します。
端子が奥まっていてちょっと付けずらいのは、スポーツスターの歴史でございます。
スポーツスターのオイル交換とその理由・・・
オイル交換は、エンジンオイルとトランスミッションオイルの交換です。

交換時期は、一般的に距離または期間をみて行います。
ハーレーのエンジンオイルは主に鉱物油を使っております。これも、国産とは違い先の述べたエンジンの特性が理由です。
交換にはスペクトロの20W50のオイル3本を使用しました。
ハーレーは、オイル潤滑にドライサンプ方式を採用しており(ハーレーと言えば)交換方法も国産とは違います。
ドライサンプは、オイルタンクが別体になっているので、交換前に一度エンジンを暖気します。こうすることで、エンジン内部のオイルがタンクに戻されるので、多くのオイルを交換できるのです。

スポーツスターのトランスミッションオイルは、プライマリーオイルとミッションオイルが一体となっているので、一本のオイルで間に合ってしまいます。

2月ももう中盤。
寒さもピークを越えて、いよいよバイクシーズンの到来ですね!
みなさまも、春に向けてメンテナンスの参考にしてみてください。