ホンダ ジュリオ(HONDA Julio)のご紹介

ジュリオの中古車 整備と修理
かねてから、当店で仕上げていた50cc原付スクーターのホンダ ジュリオが完成した。
着手してから、数か月かかったセミレストアのジュリオ。
整備内容は、キャブレターの新品交換、ホイール塗装、タイヤ新品交換、など基本的な部分はすべて交換。
ほか、当時の雰囲気を保ちつつ、カスタムモディファイを施した。

ジュリオの歴史
ホンダ ジュリオは今からおよそ20年前。
1998年に発売。
当時のメーカー希望小売価格は、169,000円と なっていた。
当時では、比較的高額な原付であった。
エンジンは、懐かしい空冷・2サイクル・単気筒。
当時、リードやタクト、DIOなどに搭載された定番エンジンである。
開発者の努力の結果、2ストエンジンながら、走り始めの出力特性は非常にマイルドに仕上がったという話がある。
これにより、自然でなめらかな走りを実現しているのであろう。
だが、ひとたびアクセルを開ければされど2スト。
4サイクルでは味わえない、吸い込まれるような加速を発揮する。
しかし残念ながら現在・・・
近年の排ガス規制もあり、このエンジンは幻のエンジンとなって消えてしまったのは記憶に新しい。
ジュリオの装備
話はもどり、そして装備。
それは、さすが国産バイク。

※メーター 463km
ヘルメットを収納するスペース(メットイン・スペース)は、フルフェイス型のヘルメットはもちろんのこと、A4サイズの四角い書類なども角を折らずに収納できる形状とし、
内部には保護シートを貼付する事で荷物のキズ付き防止にも配慮している。

ボディカラーは、質感の高いメッキパーツを細部に施した、ボニーブルー×クラシカルホワイト。
保存状態も良く、20年前のものとは思えない、いい色をキープしている。
ハンドルグリップはキジマの「たる型」グリップに変更。
そのグリップは、とてもやわらかいく手にしっくり収まる太さだ。

樽型でクラシカルな雰囲気を強めているポイントだ。
そして、シートも職人により貼り替え。
色使いも2トンカラーを再現するなどと、当時の雰囲気を綺麗に復刻している。

そんな懐かしいデザインと、小刻みの良いエンジンフィーリングは、
50cc原付ながらユーザーの気持ちを満たしてくれる存在になっているだろう。
SOLD OUT
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