1988年ハーレーダビッドソン XLH883スポーツスター を
ご納車させていただきました。
いつも遠方からお越しいただき、まことにありがとうございます。
車両は、1988年H-D XLH883 4速 です。
4速ミッションにキャストホイールという、個性のあるカッコいい1台になっています。
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今回ご納車にあたり、このような内容で整備させていただきました。
  • キャブレターオーバーホール スローアジャストスクリュー穴あけ
  • ヘッドカバーガスケット交換
  • ステーターコイル モールドタイプ
  • クラッチドラムシェル(ステーターマグネット)
  • レギュレーター
  • ETCの取り付け BE-51
  • ブレーキオイル交換
  • エンジンオイル交換
  • 他 車検整備 点検
細かく整備させていただきましたので、技術的な面も詳しくご紹介させていただききます。
キャブレターオーバーホール
納車整備にあたり、エンジンアイドリングやふけ上がりの肝となる
キャブレターの点検と清掃を行います。
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純正CVキャブの場合、スローを調整するスクリューに蓋が圧入されていて、
調整できなくなっているのでこの際に外しておきます。
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スローを調整することで、アイドリングの安定やアフターファイヤーを抑えることができます。
ヘッドカバーガスケット交換
ヘッドカバーからエンジンオイルが漏れていたので、ガスケットを交換します。
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エボリューションエンジンは、ヘッドカバーが3枚も重なっているのでガスケットも3枚。前後で6枚の交換です。
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外したときに、ポシッシュをかけて磨いたのでのピカピカです。
電装系の交換
今回、点検の段階で電圧が上がらず、「充電系の不具合」が発見された為、電装系の修理をしました。
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プライマリーを開けて、部品を確認してみたところ、ステーターマグネットが一部損傷。
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左が破損しているシェル 右が新品対策品
4速スポーツスターの場合、クラッチシェルとステーターマグネットが一体になっているので、
クラッチドラムシェルとして交換です。
コイル.jpg
また、充電系に関係する所は年式を考慮して、ステーターコイル モールドタイプとレギュレーターを新品で組み込みました。
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交換後は、電圧も正常になり安心です。
ETCの取り付け
別体式のETC BE-51をセットアップ。
高年式のスポーツスターではシートの下にECUが入っておりスペースが確保できにくいですが、
4速フレームのスポーツスターではギリギリETCを納めることができました。
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他、車検に伴い、整備と点検を入念に行い、最終チェックをしてご納車いたしました。
これからのオートバイシーズン、楽しいバイクライフを送ってくださいませ<m(__)m>
【別冊】特集コラム 「失われたツーリングの魅力」とは・・・
あたたかい日が、度々おとずれる最近。
いよいよ、オートバイシーズンの到来といったところ。
暖冬といわれた今シーズンだったが、それでも寒い日は続いた。
しばらくツーリングから遠ざかっていた人も多いだろう。
さて、「ツーリング」の魅力とはなんであろうか。
それは一言で言うなら良い意味での「現実逃避」の魅力である。
各故、わたし。実はとても人見知り体質。
自分の言動があいてにどう思われているか気になってしょうがないのだ。
そして、出不精という側面も兼ね備え、世間では暗い性格といわれている人間。
そんな、わたしだが、がただ一つ開放的になれるところがある。
それは「見知らぬ場所」である。
例えば、こんなことはないだろうか?
はるばる遠くまで行った時。そこが海だったする。
海原に向かって、両手を広げ開放的に風を受けて大きく深呼吸をしているその時!
肩をトントンと叩かれる。
はっ。と振り返ると・・・
「あれ?○○会社の○○さんですよね?」
なんて言われた瞬間に、
いっきに開放感から冷めてしまうでしょう?
これでは、5時間もかけた長旅でも、
いきなり「ふり出し」になりかねない・・・
このように、「旅」っていうものは本当の自分探し、
あるいは自分の原点に返ることができる行動なのではないだろうか。