秩父わらじかつ丼

料理がくるまでの間、
ツーリングメンバーはいろいろな話題で盛り上がった。

スーパーカーブームや、スーパーカー消しゴムの話…

瓶コーラの話に始まり、市民プールの話まで。

さらには、先日わたしもお借りした、

映画「彼のオートバイ、彼女の島」の内容の話で、プレスライダーはバイク便のさきがけだった…

などなど、幅広い話題で盛り上がった。
 わじかつ丼と揚げ餃子の思い
そして、注文から15分ほど待ち。
それぞれの注文したメニューが届き始める。
うっ!!美味そー!!!
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まずは、ラーメンと餃子。
つづいて、「まかないメニュー」だった揚げ餃子のお出まし。
そして、なんと!!
「まかないメニュー」だった揚げ餃子を、お店の方のご厚意で追加でサービスしてくれた。
ちちぶツーリング (3).jpg
なんとも感謝感激。
えっ?
なんで、揚げ餃子が「まかないメニュー」だったのを、
知っているのかって??
そうそう。いい忘れてました。
———–それは、2年前—————–
小鹿野町へ、ツーリングで訪れた時のこと。
その時、わたしが偶然立ち寄ったお食事処がここ。「どさんこラーメン小鹿野店」
時刻は午後2時をまわっていて、ランチタイムにはギリギリだった。
当然、店内はお客さんもまばらで、食事が済んでお会計をしている人もいた。
たぶん、わたしがランチタイムで最後の来店である。
そして、メニューをざっと見て店員の青年に、自分の注文を早々と伝えた。
注文したメニューは、もちろん「わらじかつ丼」だ。
そして、お腹をすかせた自分は、首をながくして
「わらじかつ丼」の到着を待っていた。
時を同じくして、アルバイトの青年が休憩に入ったらしく、空いた客席にそっと腰を下ろした。
青年は、頭は丸刈りで細型の体形。高校生くらいで、健康そうに日焼けをしている。
まだ、新人なのであろう。お店のおばちゃんが青年に、やさしく声をかけていた。
「疲れただろ~。いっぱい食べて、ゆっくり休みなぁ。」
「はい。」
そ、その時!!
青年の目の前に、大皿に山盛りの何かの「食べ物」が出された。
な、なんだ、あれは…。
目を細めてみるが、よく確認できない。
わたしと青年は5メートル程離れている。
青年はその「食べ物」を箸にはさみ、急いで口元に持っていった。
わたしは、彼の食べる音にそーっと耳を澄ませ「食す音」を確かめる。
「パリッ、パリッ」
んっ!この音はまさしく揚げものだ。
そして、わたしの経験上、その食べ物の「シルエット」と「音」で判断し、揚げ餃子という事を確信した。
すかさず、わたしはメニューを手に取り、お品書きを端から端まで見てみる。
…が「揚げ餃子」はどこにも載っていなかった。
そして、メニューから顔を上げ、再びアルバイトの青年をみると、山盛りの揚げ餃子をもの凄い勢いで…
美味しそうに食べていた。
そんな青年の姿が、強く印象に残っていた。
——————————————
っと、こんな思い出があり、そのころから、わたしに「揚げ餃子」に対する執着心が芽生えていました。
そして、その「揚げ餃子」が、今、目の前にある!!
すかさず、揚げ餃子に箸をつけ、ケチャップとマヨネーズを付けて食べてみる。
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う、うまい!!うますぎる!!
パリッとした表面に、中にはジューシーな餃子の肉。
そこへ、ケチャップとマヨネーズを付けることで、まるでスナック菓子のようなあっさり感がある。
これは、B級グルメ大会で「揚げ餃子」の食べ歩きが流行りそうな気軽さ(大げさ?)
過去にアルバイト青年が、大皿いっぱいの山盛りをサクッと完食していたのもうなずける。
そうしているうち、わたしの注文したお料理「わらじかつ丼」も届いた。
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丼ぶりからはみ出る「カツ」。それも2枚はいっている。とてもボリュームがある。
しかし、そのボリュームとは裏腹に、あまから醤油で漬けた「わらじかつ」は、食欲が進む。
ただ、ただ…
もくもくと食べてしまう。
登山者の多かった長瀞町で休憩
わたしたちは、食事を終え、少し休憩をしたのち、外へ出た。
外へでてみると、ポツリポツリと雨があたる。
それにしても、最近の天気予報は当たる。これは、バイカーにとってはありがたい事。
そして帰りのルートは、43号線から140号へ出て長瀞に入る。
予想通り、43号線の秩父龍勢会館あたりから、雨が強くなってきた。
ひとまず、一旦オートバイを停め、手持ちの雨具を身につけた。
急がばまわれ。旅にあせりは禁物だ。
長瀞までは、ここから20分ほど。雨の中、オートバイをひたすら走らせる。
体感温度も15度くらいであろう。ちょっと寒い。
 やがて長瀞が近づくと、観光地らしく道端は人々でにぎわっている。
そして、さらにわたしたちは、宝登山神社の参道までオートバイを駆らせた。
道路わきに、オートバイを停めると、今日最後の休憩をした。

ここ長瀞町は、宝登山ロープウエイがあり、ハイキングウォーカーにも人気がある。

また、長瀞アルプスハイキングという観光イベントも開催しているので、町全体でハイキングを推しているようだ。

このような背景もあり、長瀞では歩いている方の8割くらいはトレッキングの服装をしている。

登山ブームの昨今。登山・ハイキング人口は860万人を超えているという。
そして山ガールブームの影響もあるのか、若い女性層も比較的多いとみる。

冷たい雨の白い息を見ながら、
15分ほど休憩。
ちちぶツーリング (1).jpg
4月には珍しいくらいの寒さだったが、
休憩中はバイク談義にはなを咲かせ、そして一日を振り返った。
リラックスした時間は、身も心もゆっくり休める。
たのしい休憩時間もおわり…
そして、いよいよ帰路につく。
そして、雨で冷えたエンジンを再び呼び覚ます…
相棒のオートバイに跨り、
雨の長瀞をあとにした。
THE END
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました<m(__)m>

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